「頑張っているのに評価されない」「管理職なんて自分には無理」と感じて、キャリアアップを諦めていませんか。昇進を目指す女性の前には、実力以外の壁が立ちはだかることがあります。まずはその壁の正体を知ることから始めましょう。
キャリアの壁になりやすいもの
- 「女性はサポート役」という無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)による評価の偏り
- ロールモデルとなる女性管理職が身近に少なく、将来像を描きにくいこと
- 出産・育児と管理職の働き方が両立できるか、不安に感じること
- 昇進の打診があっても「自分にはまだ早い」と、自ら遠慮してしまうこと
- 長時間労働が前提になっている職場では、管理職を目指すこと自体をためらってしまうこと
壁を越えるためにできること
- 昇進や役職に必要な条件・評価基準を、人事や上司に具体的に確認する
- 実績や成果を日頃から記録として残し、評価面談で伝えられるようにしておく
- 社内外のメンターや女性ネットワークを頼り、相談できる相手を持つ
- 打診された役職に迷いがあるときは、期待されている役割を具体的に聞いてみる
覚えておきたいこと。「管理職に向いていない」と感じるのは能力の問題ではなく、ロールモデルや情報が少ないことが原因であることが多いです。まずは情報を集めることから始めて大丈夫です。
会社を選ぶときに見ておきたいポイント
- 女性管理職比率や、育児と両立している社員の実例を公表しているか
- 時短勤務やフレックスタイムなど、両立を支える制度が実際に使われているか
- 昇進の基準が明文化され、誰にでも公平に開かれているか
- 育児休業からの復帰後も、キャリアを継続できた社員の実例があるか
焦らず、自分のペースで情報を集めながら準備を進めていきましょう。今の会社で壁を感じたときは、転職も含めて選択肢を広く持って構いません。
困ったときの相談先
- 各自治体の女性相談窓口:キャリアや働き方の悩みを幅広く相談できます。
- 労働基準監督署:労働条件や制度に関する相談ができます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。