「いつの間にか就業規則が変わっていて、手当が減っていた」。そんな話を聞くと、自分にも同じことが起きないか不安になりますよね。就業規則の変更には守るべき手続きがあり、労働者に一方的に不利益を押しつけることは簡単には認められていません。落ち着いて確認していきましょう。
まず確認したいこと
- 変更後の就業規則がいつから、どのように周知されたか
- 給料や手当がいつから、いくら減っているか
- 変更について自分が個別に同意した記録があるかどうか
不利益変更が認められにくいケース
- 会社が労働者の同意を得ずに、一方的に不利な内容へ変更した場合
- 変更の必要性や内容が、労働者が受ける不利益に見合っていない場合
- 就業規則の変更が労働者に周知されていない場合
覚えておきたいこと。就業規則の変更は、内容に合理性があり、きちんと周知されていて初めて効力を持ちます。「規則を変えたから」だけでは給料を下げる理由にはなりません。
気づいたときにできること
- 変更前後の給与明細や就業規則を手元に残しておきます
- 会社に変更の理由と根拠を書面やメッセージで確認します
- 納得できないまま同意書へのサインを求められても、その場で急いで書く必要はありません
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:就業規則や賃金に関する相談窓口です。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談や、弁護士への橋渡しをしてくれます。
- 各自治体の労働相談窓口:手続きの進め方を一緒に整理してくれます。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている、身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。