任されている仕事が増えたのに、給料は入社したときのままだと感じることはありませんか。「言い出しにくい」「わがままだと思われそう」とためらっているうちに、気づけば何年も同じ時給のまま、ということもあります。昇給の相談は、条件を整理して伝えれば決して無理なお願いではありません。
相談する前に整理しておきたいこと
- 入社時と比べて増えた仕事内容・任されている範囲を書き出す
- シフトの融通や資格取得など、会社に貢献してきたことを具体的に思い出す
- 同じ職場の求人サイトなどで、今の募集時給と自分の時給に差がないか確認する
- 「いくら上げてほしいか」を自分の中である程度決めておく
漠然と「大変だから上げてほしい」ではなく、具体的な事実をもとに話すほうが伝わりやすくなります。
伝えるタイミングと相手
- 契約更新の面談や、評価の時期があればそのタイミングを使う
- 忙しい時間帯を避け、落ち着いて話せる場を事前にお願いする
- 直属の上司で決まらない場合は、誰が決裁するのかを確認しておく
覚えておきたいこと。昇給の相談は「文句」ではなく「今後も長く働きたいから条件を確認したい」という前向きな相談です。感情的にならず、事実と希望を分けて話すことが大切です。
話がうまく進まなかったとき
- 「今回は難しい」と言われても、いつなら見直してもらえるか次の時期を確認する
- 会社の評価制度や昇給のルールが就業規則に書かれていないか確認する
- 同じ仕事内容なのに待遇に大きな差がある場合は、同一労働同一賃金の考え方に照らして相談できることもある
- どうしても改善が見込めないときは、転職や他の働き方も含めて検討する
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:給与や労働条件に関する相談ができます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:脅すような対応をされ身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。
- 各自治体の女性相談窓口:働き方やお金の悩みを幅広く相談できます。