転職活動中に「前の職場に在籍していたか確認します」「以前の上司に話を聞かせてください」と言われると、今の職場に転職活動がバレないか、悪い印象を持たれないか心配になりますよね。在籍確認やリファレンスチェックには、会社側が守るべきルールがあります。仕組みを知って、安心して転職活動を進めましょう。
在籍確認とリファレンスチェックの違い
- 在籍確認:応募者が申告した会社に、実際に在籍している(していた)かどうかを確認すること
- リファレンスチェック:前職の上司や同僚に、働きぶりや実績について話を聞く確認
- どちらも本人の同意なしに、勝手に進められることは基本的にない
会社側が気をつけるべきルール
- 個人情報保護法により、必要のない個人情報を無断で第三者から集めることは制限されている
- 実施する場合は、事前に本人へ説明し同意を得るのが一般的な流れ
- 現在の職場に連絡して転職活動を伝えてしまうような確認方法は避けるべきとされている
覚えておきたいこと。同意していないのに現在の勤務先へ連絡されるなど、不安に感じる進め方をされたときは、応募先の採用担当や窓口に率直に確認してよいのです。
事前に確認しておきたいポイント
- 誰に、どんな内容を確認する予定か
- 現在の職場には連絡しない前提になっているか
- 確認の結果が選考にどう使われるか
- 同意した範囲を超えて確認が行われていないか、あとから振り返れるよう記録しておく
不安なときの伝え方
- 「在籍確認の連絡先は前職に限定してほしい」と先に希望を伝えておく
- 説明のないまま確認が進みそうなときは、選考を辞退する判断も自分の権利として持っておく
- 不安な気持ちを一人で抱え込まず、周囲の信頼できる人にも相談してみる
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:採用選考に関するトラブルの相談窓口になります。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 各自治体の労働相談窓口:転職・働き方の悩みを幅広く相談できます。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている、身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。