「レシートって取っておく必要あるの?」と思いながら捨ててしまっている方、案外多いのではないでしょうか。仕事に使ったお金を経費として申告できる場合、その証明になるのがレシートや領収書です。ちょっとした習慣で、確定申告のときに役立つ「証拠」を手元に残しておきましょう。
どんなものが経費になる?
働き方によって差はありますが、経費として認められる可能性があるのは次のようなものです。
- 仕事で使う衣類・制服・道具代
- 仕事のために必要な講習・資格・書籍代
- 勤務先や取引先への交通費(電車・タクシーなど)
- 仕事で使う備品・消耗品代
ただし、プライベートとの兼用が難しいものや、仕事との関係が薄いものは認められないこともあります。「仕事のために使った」と説明できるかどうかが判断のポイントです。
レシート・領収書の保管方法
紙のレシートは後回しにすると行方不明になりがちです。小さな習慣で管理しやすくなります。
- もらったその日に封筒やクリアファイルにまとめて保管する
- 月ごと・用途ごとに分けておくと確定申告のときに探しやすい
- スマートフォンで撮影してアプリ(家計簿・写真フォルダなど)に保存する方法も便利
- 領収書にはできれば裏側に使用目的をメモしておく
税務上、書類の保管期間は原則として確定申告から5年間(場合によっては7年間)です。「古いからもう捨てていい」とは限らないので、念のため5年分は手元に残しておくのが安心です。
領収書が出ないときはどうする?
コンビニや交通費では領収書が出ないことも多いですが、代わりになるものがあります。
- レシートでも証拠として使えます(宛名がなくても可)
- カード明細・銀行の出金記録もサブの証拠として使えます
- 現金で支払った場合は支払い日・金額・使途をメモしておくと補足になります
レシートがなくても、複数の記録を組み合わせて申告の根拠を作ることができます。
困ったときの相談先
経費の扱いや確定申告の具体的な手続きは、公的窓口に気軽に聞いてみましょう。
- 税務署:経費の判断や確定申告の方法を無料で相談できます
- 法テラス(日本司法支援センター):お金や契約に関する法律的な疑問を無料で相談できます
- 警察相談専用ダイヤル #9110:お金のトラブルや不当な請求を感じたときの相談先です
- 各自治体の女性相談窓口:生活・仕事・お金など幅広い悩みを相談できます