お給料が入らない、急な出費で生活が回らない。お金の不安は、心まで追い詰めてしまいます。でも、日本には「困ったときに使える仕組み」がいくつもあります。知らないだけで損していることが多いので、ここで一緒に確認しておきましょう。「自分が使っていいのかな」と思う必要はありません。これらの制度は、まさにこういうときのために存在しています。
まず知ってほしい窓口
- 自立相談支援機関:お住まいの市区町村にある、生活の困りごと全般の相談先。家賃の支援(住居確保給付金)などにつないでくれます
- 社会福祉協議会:当面の生活費を借りられる「貸付制度」の相談ができます
- 福祉事務所:どうしても生活が立ちゆかないときの生活保護の相談
「相談する=生活保護を受ける」ではありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、使える制度が見つかります。
自立相談支援機関は、市区町村の窓口や社会福祉協議会に併設されていることが多く、「どの制度を使えるかわからない」という段階から相談に乗ってくれます。「今月の家賃が払えない」「働いていても生活費が足りない」といった状況に合わせて、住居確保給付金(家賃の一部を一定期間支援する制度)や食料支援につないでくれることもあります。
社会福祉協議会の「生活福祉資金貸付制度」は、収入が不安定な方が一時的に必要なお金を低利で借りられる仕組みです。生活保護も、生活が困窮していると認められれば職業や過去の経緯に関係なく申請する権利があります。「どういう制度か知りたい」というだけでも窓口は話を聞いてくれます。
お金の相談で使えるところ
- 消費生活センター 188:契約や借金のトラブル相談
- 法テラス:借金の整理など、お金の問題の無料法律相談
「188(いやや)」は全国共通の番号で、かけると近くの消費生活センターにつながります。「解約できない」「高額の費用を請求された」といった契約トラブルを受け付けています。法テラスは国が設けた法律相談窓口で、収入が一定以下の方は弁護士・司法書士への相談費用を国が立て替えてくれる場合があります。
動くときのコツ
- 収入や支出が分かるもの(通帳・明細)を手元に用意する
- 相談しづらいと感じても大丈夫。窓口は職業で人を選びません
- 早めに相談するほど、選べる手が多くなります
追い詰められてからではなく、「ちょっと厳しくなってきた」段階で動くと、使える制度の幅が広がります。家賃支援の制度には、まだ滞納していない段階から申請できるものもあります。「今ちょっと不安だから確認しに行く」という気持ちで十分です。
困ったときの相談先
- 市区町村の自立相談支援窓口:生活の困りごと全般
- 社会福祉協議会:生活福祉資金の貸付
- 法テラス:お金の法律相談
- 各自治体の女性相談窓口:暮らしや安全の悩みを幅広く受け止めてくれます
「電話するのが怖い」と感じたら、まず「今日は電話番号だけ調べる」という小さなステップから始めてみてください。信頼できる人に一緒に来てもらうこともできます。どんな状態であっても、あなたには助けを求める権利があります。