スマホで撮った写真をSNSに投稿するとき、写真そのものに撮影場所が記録されていることを意識したことはありますか。顔をしっかり隠していても、写真データに埋め込まれた情報から自宅や職場の場所が特定されてしまうことがあります。仕組みを知って、投稿前にひと手間かけるだけで防げます。
写真に位置情報が残る仕組み
- カメラアプリの位置情報がオンだと、撮影場所の緯度・経度がExif(イグジフ)というデータとして写真に埋め込まれる
- 多くのSNSは投稿時に表示用のExifを自動で削除するが、DMやメール、クラウド経由で共有すると元データが残ることがある
- 顔が写っていなくても、位置情報付きの写真から自宅周辺や勤務先が推測されてしまう可能性がある
特定されないためにできること
- スマホの設定で、カメラアプリの位置情報の記録をオフにしておく
- 投稿前に位置情報を削除できる機能を使うか、スクリーンショットを撮り直してから共有する
- 背景に写り込む看板・建物・景色からも場所が推測されるため、投稿前に一度確認する
- 定期的に自分の名前で検索し、位置情報付きの写真が出回っていないか確認しておく
覚えておいてほしいこと。位置情報は写真データの中に隠れているため、見た目だけでは気づきにくいものです。投稿前に一度、設定を確認する習慣をつけておくと安心です。
すでに投稿してしまったとき
- 気づいた時点で、その投稿を削除する
- 同じ場所・同じ時期に撮った他の写真もまとめて確認する
- つきまといなど深刻な状況につながっている場合は、早めに相談窓口へ連絡する
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:職場が関係するトラブルの相談先のひとつです
- 法テラス(日本司法支援センター):写真の削除請求など法律的な対応について無料相談できます
- 警察相談専用ダイヤル #9110:身の危険を感じる、つきまとい被害があるときの相談先です
- 各自治体の女性相談窓口:プライバシーの不安も含めて話を聞いてもらえます