「頑張ってきたのに評価が低かった」「昇給がほとんどなかった」。結果を見て、悔しさやむなしさを感じることは誰にでもあります。感情だけで動く前に、評価の仕組みを確認し、冷静に伝える準備をしておくと、次につながる話し合いができます。
評価と給料のつながりを確認する
- 昇給や賞与が評価で決まる会社は多く、算出の方法は就業規則や賃金規程に書かれているのが一般的です
- 会社には評価について一定の裁量がありますが、性別や雇用形態、妊娠・出産などを理由にした不利な扱いは認められません
- 評価の基準、評価期間、評価の担当者を知らないまま判断していないか、まず確認してみましょう
評価に納得できないときの進め方
- 評価面談では結果だけでなく、「どの点が基準に届いていないか」「次に何を達成すれば上がるか」を具体的に聞く
- 自分の成果は、数字・担当した業務・感謝された場面などをメモにして、日付とともに残しておく
- 事実と違う評価がある場合は、感情的にならず、記録を示しながら「この点を再確認してほしい」と伝える
- 面談で伝えきれなかったことは、メールなど文章で残しておくと後から振り返れる
覚えておきたいこと。評価の話し合いでは「不満」ではなく「基準と事実」を軸にすると、相手も受け止めやすくなります。
社内で解決しないとき
- 人事担当や上司の上の立場の人に、評価の確認を相談する
- 同じ仕事をしている人と比べて、明らかに差別的な扱いを受けていると感じる場合は、その理由を記録にまとめる
- 給料が約束した条件より下がっている場合は、雇用契約書や労働条件通知書と見比べる
評価への納得感は、数字だけでは決まりません。次の機会に向けて準備しつつ、おかしいと感じる点は早めに外部に相談しましょう。
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:賃金や労働条件についての相談ができます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 自治体の女性相談窓口・労働相談窓口:働き方やお金の悩みを幅広く相談できます。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている、身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。