「うちの職場、社会保険あるって言われたけど本当?」「入ったら手取りが減るって聞いて不安」。そんな声をよく聞きます。社会保険は義務であると同時に、将来や体調不良のときにあなたを守ってくれる制度でもあります。仕組みを知っておくと、必要以上に不安にならずにすみます。
社会保険に加入する条件
- 会社の規模や働き方によって基準は変わりますが、目安として「週の労働時間が20時間以上」「月収が一定額以上」「雇用期間の見込みが2か月を超える」などの条件を満たすと加入対象になります
- 勤務先の従業員数によっても加入義務の範囲が変わり、対象となる事業所は年々広がっています
- 「アルバイトだから関係ない」と思い込まず、自分の働き方が条件に当てはまるか確認しておくことが大切です
加入すると何が変わる?
- 給料から健康保険料・厚生年金保険料が天引きされ、その分は手取りが減ります
- その代わり、病気やケガで働けなくなったときの傷病手当金や、将来受け取る年金額が上乗せされます
- 扶養に入っている場合は、自分の加入によって扶養から外れることがあるため、家族の状況とあわせて確認が必要です
覚えておきたいこと。社会保険料が天引きされているのに、加入している実感がないときは注意が必要です。給料明細に社会保険料の記載があるか、一度確認してみましょう。
給料明細で確認したいこと
- 「健康保険料」「厚生年金保険料」の項目が記載されているか
- 天引きされている金額が、自分の労働時間・収入に見合っているか
- 加入日・保険証の交付について勤務先から説明を受けているか
説明がないまま天引きだけされている、逆に条件を満たしているのに加入させてもらえないといった場合は、記録を残したうえで相談することをおすすめします。
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:社会保険の未加入や給料の天引きに関するトラブルを相談できます
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります
- 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている、身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を
- 各自治体の女性相談窓口:お金や仕事の悩みも含めて話を聞いてくれます