「マイナンバー教えて」と言われて、なんとなく怖くなったけれど、断ったらまずいのかなと渡してしまった経験はありませんか。マイナンバーは一度漏れると悪用されやすい大事な情報です。求められたときに何を確認すればいいか、一緒に整理していきましょう。
そもそも何のために必要なの?
勤務先が給料の源泉徴収票を作ったり、税務署に支払調書を出したりするために、マイナンバーの提示を求めること自体は法律上できます。ただし、それ以外の目的には使えません。
- 何の手続きに使うのか、目的をはっきり説明してもらう
- 口頭ではなく、利用目的が書かれた書面やメールで確認する
- コピーを渡す場合は「マイナンバー確認のため」と用途を書き添えておく
マイナンバーは税や社会保険の手続き以外に使う目的で集めることはできません。用途が曖昧なまま求められたら、その場で渡さなくて大丈夫です。
安全な渡し方・断り方
- 手渡し・郵送より、会社が定めた安全な収集方法(専用フォームなど)があるか確認する
- 管理担当者が誰か、保管方法(鍵付き保管・データの暗号化など)を聞いてみる
- 個人事業主扱いで契約書もない相手からの唐突な要求には、いったん保留してよい
- 渡した記録(いつ・誰に・何のために)を自分でもメモしておく
勤務先の管理体制がずさんに見える、雑談の延長でLINEに番号を送るよう言われる、といった場合は要注意です。急かされても「持ち帰って確認します」と伝えて構いません。
すでに渡してしまったときは
「聞かれるままに渡してしまった」という場合も、焦らなくて大丈夫です。まずは誰にいつ渡したかを思い出せる範囲でメモし、不審な連絡(身に覚えのない請求やなりすましなど)がないか、しばらく注意しておきましょう。心配なときは、渡した相手に利用状況を確認する連絡をしても構いません。
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:給料や税務手続きに関する勤務先側の対応を相談できます
- 法テラス:個人情報の扱いや契約についての法律相談ができます
- 警察相談専用ダイヤル #9110:悪用や脅しなど身の危険を感じるときの相談先です
- 各自治体の女性相談窓口:不安な気持ちも含めて話を聞いてもらえます
マイナンバーは一度渡すと取り消せない情報です。少しでも不安を感じたら、一人で判断せず相談窓口を頼ってください。