月の途中で退職したり、月の途中から働き始めたりすると、その月の給料がいくらになるのか不安になりますよね。「満額もらえないのでは」「会社の計算が合っているのか分からない」と感じたときのために、日割り計算の基本的な考え方を整理しておきましょう。
日割り計算の基本的な考え方
- 月給制の場合、実際に働いた日数分だけ給料を支払う「日割り計算」を行うのが一般的
- 計算方法は法律で1つに決まっているわけではなく、就業規則や賃金規程に定められた方法による
- よくある方式は「月給 ÷ その月の所定労働日数 × 実際の勤務日数」だが、暦日数で割る会社もある
- どの方式を使うかは会社ごとに異なるため、就業規則の記載を確認することが第一歩
欠勤控除との違い
- 欠勤控除は、決められた勤務日に休んだ分を給料から差し引く仕組み
- 日割り計算は、そもそも在籍していた期間が1か月に満たないときに使う仕組み
- 同じ「引かれる」でも、根拠にしている考え方が異なる
- どちらの計算方法か分からないまま納得できない金額を示された場合は、内訳を確認してよい
覚えておきたいこと。日割り・欠勤控除のどちらであっても、計算方法は就業規則や賃金規程に明記されているのが原則です。説明を求めても根拠が示されない場合は要注意です。
給料明細で確認しておきたいポイント
- 支給された金額の内訳(基本給・手当ごとの日割り計算結果)
- 何日分として計算されているか(暦日数か所定労働日数か)
- 手当の中に日割り計算されないもの(通勤手当など)が含まれていないか
- 前月までと比べて不自然に少ない・多いと感じる項目がないか
疑問を感じたときの動き方
- まずは給与明細と就業規則・雇用契約書を照らし合わせて確認する
- 人事や総務に「どの計算方法を使っているか」を具体的に質問する
- 説明を受けても納得できない場合は、書面やメールでのやり取りを残しておく
- 会社に確認しても解消しない場合は、外部の窓口に相談する
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:賃金の計算方法に疑問があるときに相談できます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 警察相談#9110:身の安全にかかわる不安があるときに相談できます。
- 各自治体の女性相談窓口:お金や働き方の悩みを幅広く相談できます。