急なほてりや動悸、理由のわからないだるさや気分の落ち込み。「年のせいだから」と我慢していませんか。更年期の不調は人によって出方も強さもさまざまで、仕事に支障が出るほどつらい人も少なくありません。一人で抱え込まず、上手に付き合っていく方法を一緒に確認しましょう。
まず知っておきたいこと
- 更年期の不調は「気合いが足りない」ことが原因ではなく、ホルモンバランスの変化による体の反応です
- 症状の重さには個人差があり、軽い人もいれば日常生活に影響が出るほど重い人もいます
- 婦人科やレディースクリニックで相談すると、症状を和らげる治療や漢方などの選択肢があります
仕事との付き合い方
- 体調が悪い日は無理せず、有給休暇や半休を使うことも選択肢に入れましょう
- 上司や人事に伝える場合は、症状の詳細より「一時的に業務量やペースの調整をお願いしたい」という形で伝えると話しやすくなります
- 職場に相談窓口があれば、産業医や保健師に体調面の相談をするのも有効です
覚えておきたいこと。更年期の不調で仕事のパフォーマンスが落ちても、それはあなたの努力不足ではありません。体の状態を正しく伝え、必要な調整を求めることは責められることではないのです。
一人で抱えないために
- 同じ悩みを持つ同僚や友人と話すだけでも気持ちが軽くなることがあります
- 症状が続くときは我慢せず婦人科を受診し、治療の選択肢を確認しましょう
- 気分の落ち込みが強く続く場合は、メンタル面の相談窓口も併せて頼ってください
- パート・派遣・契約社員など雇用形態にかかわらず、体調に配慮した働き方を相談する権利は誰にでもあります
働き方を変える選択肢も、一つの答えです。時短勤務やシフトの調整、在宅勤務ができる職場への転職など、今の環境にこだわりすぎず、自分の体に合った働き方を探すことも前向きな選択になります。焦って結論を出す必要はなく、まずは体を休めることを優先してください。
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:体調を理由にした不当な扱いを受けたときの相談ができます。
- 法テラス(日本司法支援センター):職場とのトラブルに発展した場合の法律相談の入り口です。
- 各自治体の女性相談窓口:健康面・働き方の悩みを幅広く相談できます。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:身の危険を感じるトラブルに発展した場合の相談先です。緊急時は110番を。