妊娠を報告したら態度が変わった。育休の相談をしたら遠回しに退職を勧められた。「今は仕方ないのかな」と自分を納得させようとしていませんか。妊娠・出産・育児休業を理由にした不利益な扱いは、法律で禁止されています。まずは目安を知っておきましょう。
マタハラにあたりやすい行為
- 妊娠・出産・育休の取得を理由に、解雇や契約更新の拒否をほのめかされること
- 「迷惑」「辞めてほしい」など、繰り返し不利益な言動を受けること
- 妊娠前より明らかに低い評価や、望まない配置転換をされること
男女雇用機会均等法・育児介護休業法では、妊娠・出産・育休取得を理由にした不利益取扱いが禁止されています。
相談の前にしておきたいこと
- 言われた内容や日時、状況をその都度メモに残しておきます
- 妊娠報告や育休相談のやり取りは、メールなど形に残る方法も使いましょう
- 母子健康手帳の記録など、体調に関する事実も整理しておきます
覚えておきたいこと。会社の業績や人員状況を理由にされても、妊娠・出産・育休が直接の理由であれば違法となり得ます。一人で抱え込まず記録を残すことが力になります。
働き方を整理する
- 産休・育休の制度は勤務先の規模にかかわらず利用できます
- 時短勤務や業務の軽減を求める権利があることも知っておきましょう
- 復職後の配置についても、事前に確認しておくと安心です
困ったときの相談先
- 都道府県労働局・雇用環境均等部:マタハラに関する専門の相談窓口です。
- 労働基準監督署:労働条件や職場のトラブルを相談できます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 各自治体の女性相談窓口:妊娠・出産に関する不安も含めて相談できます。