年末調整の書類に「生命保険料控除」という欄があるけれど、何をどう書けばいいのか分からず後回しにしていませんか。控除証明書のハガキが届いても、書き方が分からないと使えないままになってしまいます。仕組みと書き方の基本を整理しておきましょう。
生命保険料控除の3つの区分
- 一般生命保険料:死亡保険・医療保険など、生命保険に関する保険料
- 介護医療保険料:入院・通院などに備える医療保険・介護保険の保険料
- 個人年金保険料:個人年金保険(税制適格特約付き)の保険料
- それぞれ区分ごとに上限額が決められており、合計での上限もある
書き方の基本の流れ
- 保険会社から届く「保険料控除証明書」のハガキを用意する
- 証明書に記載された「区分」「支払った保険料の金額」を確認する
- 年末調整の「保険料控除申告書」の該当する区分の欄に金額を転記する
- 証明書は原本または電子データの提出が必要になる場合が多いので、なくさず保管する
覚えておきたいこと。生命保険料控除は自分で申告しないと反映されません。証明書を提出し忘れると、本来受けられるはずの控除が使われないまま年末調整が終わってしまいます。
新制度と旧制度の違い
- 2012年以降に契約した保険は「新制度」、それより前の契約は「旧制度」の区分で計算される
- 新旧で控除の上限額の計算式が異なるため、証明書に記載された区分をそのまま使うのが安全
- 複数の保険に加入している場合は、区分ごとに合算してから申告書に記入する
- 迷ったときは証明書の記載どおりに書き写せば大きな間違いは防げる
こんなときは確定申告で対応する
- 年末調整の提出期限に間に合わず証明書を出せなかった
- 年の途中で退職し、年末調整を受けられなかった
- 会社に提出し忘れたことに後から気づいた
- これらの場合も、確定申告をすれば生命保険料控除を反映させることができる
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:勤務先とのトラブルに関する相談ができます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 警察相談#9110:身の安全にかかわる不安があるときに相談できます。
- 各自治体の女性相談窓口:お金や働き方の悩みを幅広く相談できます。