一人で会社に不満を伝えても、なかなか話を聞いてもらえない。上司に相談しても「そういう決まりだから」で終わってしまう。そんな経験はありませんか。実は会社に労働組合がなくても、個人で入れる「合同労組(ユニオン)」という仕組みがあり、会社と対等な立場で話し合う力になってくれます。一人で抱え込む前に、この選択肢を知っておきましょう。
労働組合でできること
- 会社に対して「団体交渉」を申し入れ、賃金や労働条件について話し合いの場を作れる
- 会社は正当な理由なく団体交渉を拒否できない(労働組合法で定められたルール)
- パート・契約社員・派遣・フリーランスに近い働き方でも加入できる組合がある
- 一人でも加入でき、社内に仲間がいなくても交渉を始められる
合同労組(ユニオン)という選択肢
- 会社に労働組合がなくても、地域や業種で個人加入できる合同労組に相談できる
- 加入後、組合を通じて会社に交渉を申し入れてもらえる
- 一人で交渉するより、専門知識を持つ担当者が同席してくれる安心感がある
覚えておきたいこと。会社が団体交渉を拒否したり、組合に入ったことを理由に不利益な扱いをすることは法律で禁止されています。
相談する前に整理しておきたいこと
- 何について会社と話し合いたいのか(賃金・シフト・待遇など)を具体的にする
- これまでのやり取りの記録(メール・LINE・給与明細など)を残しておく
- 一人で判断せず、まずは相談だけでもしてみる
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:賃金・労働時間など法律違反が疑われるトラブルを相談できます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 各自治体の労働相談窓口:労働組合の紹介を含め、働き方の悩みを幅広く相談できます。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている、身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。