面接でプライベートなことをいろいろ聞かれて、なんだか答えにくかった。そんな経験がある人は少なくありません。採用選考では「本人の適性・能力」に関係のない質問を避けるべきとされています。何が問題になりやすいのか、知っておくだけで気持ちが楽になります。

避けるべきとされる質問の例

  • 本籍地や出生地、家族の職業・収入・学歴
  • 結婚・出産・育児の予定の有無
  • 支持政党や信仰している宗教
  • 尊敬する人物や購読している新聞・雑誌

これらは就職差別につながるおそれがあるとして、公正な採用選考の観点から避けるべきとされている項目です。

聞かれてしまったときの対応

  • その場で無理に否定したり抗議したりしなくても大丈夫です。答えたくない場合は「今回の業務には関係のない内容かと思います」と柔らかく伝える方法もあります
  • 選考結果に納得がいかないときのために、聞かれた質問や日時をメモしておきましょう
  • 強い不快感や差別的な扱いを感じた場合は、ハローワークや労働局の総合労働相談コーナーに相談できます

覚えておきたいこと。答えたくない質問に無理に正直に答える必要はありません。話をそらしたり、当たり障りのない範囲で答えたりしても失礼にはあたりません。

応募先を見極める視点にもなる

  • こうした質問が多い会社は、入社後の労務管理にも不安が残ることがあります
  • 面接は会社が応募者を選ぶ場であると同時に、自分に合う職場かを見極める場でもあります
  • 違和感を覚えたら、他の求人と比べて冷静に判断してみましょう

困ったときの相談先

  • ハローワーク(総合労働相談コーナー):採用選考に関する相談を受け付けています。
  • 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談や、弁護士への橋渡しをしてくれます。
  • 各自治体の女性相談窓口:就職活動での不安や困りごとを相談できます。
  • 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている、身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。