新しい仕事が決まると、うれしさと同時に不安もありますよね。差し出された契約書に、内容をよく見ないままサインしていませんか。雇用契約書は、あなたと職場の約束を形にした大切な書類です。後で「聞いていない」とならないよう、確認したいところを押さえておきましょう。

契約書で必ず見たい項目

  • 賃金:時給や月給、支払日、締め日、手当の有無
  • 労働時間:始業・終業の時刻、休憩、休日、シフトの決め方
  • 契約期間:期間の定めがあるか、更新の可能性やその条件
  • 仕事の内容と場所:どんな業務を、どこで行うのか

これらの労働条件は、書面などで明示されるのが原則です。口頭だけで済まされそうなときは、書いてもらうようお願いして大丈夫です。

サインする前に落ち着いて

  • その場で急かされても、一度持ち帰ってゆっくり読む時間をもらえます
  • わからない言葉や条件は、遠慮せず質問しましょう。答えを濁す相手には注意が必要です
  • サインした契約書は、必ず自分の分の写しを受け取って保管します

覚えておきたいこと。契約書はあなたを縛るためだけのものではなく、あなたを守る証拠にもなります。手元に一部残しておくことが自分の身を守ります。

確認しておきたいポイント

  • 求人票や面接で聞いた条件と、契約書の内容が一致しているか
  • 罰金やペナルティに関する記載がないか
  • 辞めるときのルール(申し出の時期など)が書かれているか

読み合わせて違和感があれば、それはサインを止めてよいサインです。

困ったときの相談先

  • 労働基準監督署:労働条件が明示されない、契約内容が不当などの相談ができます。
  • 法テラス(日本司法支援センター):契約内容に不安があるときの無料相談の入り口です。
  • 各自治体の労働相談窓口:契約書の読み方を一緒に確認してくれます。
  • 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている、身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。