会社から「扶養控除等申告書」を渡されたけれど、専門用語が並んでいて何を書けばいいのかわからない。そのまま空欄で出してしまって大丈夫か不安になりますよね。この書類は、毎月のお給料から引かれる所得税の額や、年末調整の内容に関わる大切な書類です。落ち着いて、順番に確認していきましょう。
この書類は何のためのものか
- 毎月のお給料から差し引かれる所得税の計算に使われる書類です
- 入社したときと、毎年年末(次の年の分)に会社へ提出します
- 配偶者や扶養している家族がいるかどうかを会社に伝えるための書類でもあります
- 扶養する家族がいない場合でも、提出自体は必要です
書くときに確認したいポイント
- 自分の氏名・住所・マイナンバーなど、基本情報に誤りがないか
- 控除対象になる配偶者や扶養親族がいる場合、その人の氏名・続柄・収入の見込みを記入欄に沿って書く
- 学生の子どもや同居する親など、扶養に入れられる家族の範囲がわからないときは空欄のままにせず会社の担当者に確認する
- 掛け持ちで働いている場合は、収入が主となる1つの職場にだけ提出するのが原則
覚えておきたいこと。わからない欄を適当に埋めてしまうと、税額の計算に影響することがあります。迷ったときは空欄のまま出さず、会社の経理・総務担当者に聞いてから記入しましょう。
提出後に見直したいこと
- 結婚・離婚、家族の収入の変化があったときは、内容を書き直して提出し直す
- 年の途中で家族の状況が変わったら、会社に伝えるタイミングを確認する
- 提出した内容は、年末調整の結果として給与明細や源泉徴収票にも反映されるので、あわせて確認しておく
- 提出を忘れたり内容を間違えたりすると、毎月の所得税が本来より多く天引きされたままになることがあります
一度出したら終わりではなく、毎年の年末に内容を見直す書類だと考えておくと、提出漏れやミスに気づきやすくなります。
困ったときの相談先
- 税務署:申告書の記入内容や年末調整のしくみについて相談できます。
- 労働基準監督署:給与明細の交付など、働くうえでのルール全般を相談できます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 各自治体の女性相談窓口:お金や働き方の悩みを幅広く相談できます。