「給料日まで貸してほしいって頼まれて断れなかった」「返してもらえないまま連絡が取れなくなった」──同じ職場で働く仲間だからこそ、お金の貸し借りは断りづらく、こじれると気まずさが長く残ってしまいますよね。ここでは、同僚間のお金の貸し借りで気をつけたいポイントを整理します。
貸す前に考えておきたいこと
「困っているみたいだから」「仲がいいから」という気持ちで貸してしまう前に、少しだけ立ち止まってみてください。
- 返ってこなくても生活に支障が出ない金額かどうか
- 「いつ・いくら返してもらうか」を口約束だけで終わらせていないか
- 何度も繰り返し頼まれていないか
- 貸すことで自分の生活費や家賃の支払いに影響が出ないか
一度貸すと、次も断りづらくなることがあります。「今回は大丈夫でも、次は難しい」と最初に伝えておくのも自分を守る方法のひとつです。
貸し借りを記録に残す
金額が大きい場合や、何度もやり取りがある場合は、口約束だけにせず記録を残しておくことをおすすめします。
- メッセージで「いつ・いくら貸したか」を残しておく
- 手渡しではなく振込にして、日付と金額が通帳に残るようにする
- 簡単な借用メモ(金額・日付・返済予定日)を一筆残してもらう
覚えておいてほしいこと。少額でも「いつ・いくら」を記録に残しておくと、後で「貸した・借りていない」の水掛け論になったときの助けになります。
返してもらえないときの対処
催促しづらい気持ちはよくわかりますが、貸したお金は本来あなたのものです。遠慮しすぎなくて大丈夫です。
- まずは相手の状況を確認しながら、やんわりと返済時期を確認してみる
- 文字で「〇月〇日までにお願いします」と伝え、記録を残す
- 何度も先延ばしにされる、連絡を絶たれるなど深刻な場合は、少額訴訟制度や法律相談の利用も選択肢になる
金額が大きくトラブルが深刻な場合は、一人で抱え込まず早めに相談することが大切です。
困ったときの相談先
お金の貸し借りで悩んだときは、一人で我慢しなくて大丈夫です。
- 法テラス(日本司法支援センター):貸し借りのトラブルや少額訴訟について無料で相談できます。
- 消費生活センター(188):お金にまつわるトラブル全般の相談窓口です。
- 労働基準監督署:職場が絡んだ金銭トラブルの相談先のひとつです。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている・返済を強要されているなど怖い思いをしているときの相談先です。
- 各自治体の女性相談窓口:お金や人間関係の悩みを幅広く相談できます。