「来月で契約は終わりにします」と急に言われたら、頭が真っ白になりますよね。何度も更新してきたのに、と納得できない気持ちも当然です。有期契約の終了には守られるべきルールがあります。焦る前に、順番に確認していきましょう。
雇い止めにもルールがある
- 契約が何度も更新されていて、実質的に無期契約と変わらないと判断される場合は、簡単には更新を拒否できません
- 過去に「更新されるだろう」と期待させるような説明があった場合も同様です
- 契約を3回以上更新している、または1年を超えて働いている場合は、会社は更新しない理由を説明する義務があります
更新拒否を伝えられたときにすること
- いつ・誰に・どんな理由で言われたかをメモまたは記録に残す
- 契約書・雇用契約更新の履歴(何回更新してきたか)を手元に用意する
- 「なぜ今回は更新しないのか」を書面で説明してもらう
- 納得できない場合は、その場で同意せず持ち帰って確認する
覚えておきたいこと。何度も更新されてきた契約は、会社の都合だけで簡単に終わらせられるとは限りません。すぐにサインせず、まず記録を残すことが第一歩です。
次の生活に向けての準備
- 契約が終了する場合でも、条件を満たせば失業手当(雇用保険)を受け取れることがあります
- 離職票の離職理由が実態と違う場合は、訂正を求めることができます
- 次の仕事を探す間の生活費や公的支援の窓口も早めに確認しておきましょう
困ったときの相談先
- 労働基準監督署:契約終了の進め方や説明義務について相談できます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 各自治体の労働相談窓口:離職票の内容や今後の手続きを一緒に確認してくれます。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:脅されている、身の危険を感じるときの相談先です。緊急時は110番を。