子どもがまだ小さいうちは時短勤務にしたいけれど、その分お給料が減るのが心配……そんな悩みを抱える方は多いはずです。実は、時短勤務を選んだ人の収入減を補うための給付金が新しく設けられました。仕組みを知っておくと、時短勤務を選びやすくなります。
育児時短就業給付金とは
- 2歳未満の子どもを養育するために時短勤務をしている人を対象に、雇用保険から支給される給付金
- 時短勤務によって減った賃金の一部を補うことを目的にした制度
- 育児休業給付金とは別の制度で、育休から復帰して時短で働く期間に対応している
対象になる条件
- 雇用保険に加入していて、時短勤務開始前に一定期間以上の被保険者期間があること
- 2歳未満の子どもを養育しながら、所定労働時間を短縮して働いていること
- 育児休業給付金からの復帰後に時短勤務を始めた場合などが想定されている
- 時短勤務中も引き続き雇用保険に加入していること
覚えておきたいこと。給付金は時短勤務中に支払われた賃金の一定割合が目安とされ、時短前の賃金を上回らない範囲で支給されます。実際の給付率や上限額は、会社の担当窓口やハローワークで最新の案内を確認しましょう。
育児のための時短勤務制度との違い
- 「時短勤務ができる」という権利そのものは、育児介護休業法にもとづく別の制度で、雇用形態を問わず申し出ることができる
- 育児時短就業給付金は、その時短勤務を選んだことで発生する収入減を、雇用保険の給付でカバーする仕組み
- つまり「時短勤務を申し出る手続き」と「給付金を受け取る手続き」は別物なので、どちらも会社の担当窓口に確認しておくと安心
申請の進め方
- 時短勤務を始める前に、会社の担当窓口(人事・総務)へ制度を利用したい旨を伝える
- 申請手続きは会社を通じてハローワークに行うのが一般的
- 必要書類や給付のタイミングは会社によって案内方法が異なるため、早めに確認しておく
- パート・契約社員でも、雇用保険の加入条件を満たしていれば対象になり得る
困ったときの相談先
- ハローワーク:給付金の対象条件や手続きについて相談できます。
- 労働基準監督署:時短勤務をめぐる会社とのトラブルを相談できます。
- 法テラス(日本司法支援センター):無料の法律相談の入り口になります。
- 各自治体の女性相談窓口:仕事と育児の両立に関する不安を相談できます。