仕事の付き合いや飲み会で、お酒を飲む機会が多い方もいると思います。「断りにくい」「付き合いだから仕方ない」と感じながら、気づいたら毎日飲んでいた、という人もいるかもしれません。体は正直なので、少しずつ意識してケアすることが、長く元気に働くためにも大切になってきます。
アルコールが体に与える影響
お酒は少量でも体に負担をかけます。毎日の積み重ねで、次のような変化が出ることがあります。
- 睡眠の質が下がり、休んでも疲れが取れにくくなる
- 肌荒れやむくみが続きやすくなる
- 胃腸が荒れて、食欲が落ちたり気持ち悪さが続いたりする
- 免疫が落ちて、風邪を引きやすくなる
「付き合いだから飲んでいる」のは事実でも、体への影響は変わりません。自覚症状がなくても、続けることで疲れが積み重なりやすいことは知っておきましょう。
お酒を飲んだ日は、水分(水やお茶)をしっかりとること。アルコールは体の水分を奪うので、就寝前にコップ一杯の水を飲む習慣だけでも、翌朝の体調がかなり変わります。
飲む量を自分でコントロールするコツ
周りに気づかれずに、飲む量を調整する方法はあります。
- 水やソフトドリンクと交互に飲む「チェイサー作戦」を活用する
- グラスを持っているだけでも、周りはあまり気にしないことが多い
- 「今日は体調が少し…」と一言添えるだけで、無理にすすめてくる人は減る
- 事前に「薄めにしてほしい」「ソフトドリンクにしたい」と伝えておく
飲む量を減らすことはわがままではありません。体が資本の仕事だからこそ、無理をしすぎないことが大切です。無理に飲ませる、飲めないことをからかうといった行為は、職場のハラスメントにあたる可能性もあります。
「やめたくてもやめられない」と感じたら
毎日飲んでいると、アルコールに依存しやすくなることがあります。次のようなことを感じたら、一度立ち止まって考えてみてください。
- 仕事のない日も飲まないと落ち着かない・眠れない
- 「もうやめようと思っていたのに、気づいたら飲んでいた」が続く
- 飲む量が少しずつ増えている、以前と同じ量では効果を感じなくなった
- 飲んでいないと不安・イライラ・気分が落ちるなどの症状がある
これらはアルコール依存に向かっているサインのことがあります。自分を責めず、まず誰かに話してみることから始めてください。
困ったときの相談先
体の不調やお酒との関係に悩んでいるときは、無料で相談できる窓口があります。
- 労働基準監督署:職場でのお酒の強要など、働く環境に問題がある場合に相談できます。
- 法テラス:強引にお酒を飲ませることが繰り返される・トラブルに発展している場合など、法的な観点からアドバイスをもらえます。
- 警察相談専用ダイヤル #9110:強要・脅し・嫌がらせがあるときに相談できます。
- 各自治体の女性相談窓口:体や生活の悩みを含めて、幅広く話を聞いてもらえます。アルコール依存については、お住まいの保健センターに専門の相談窓口がある場合もあります。
「大したことないかな」と思わず、少しでも気になることがあれば早めに相談してみてください。あなたの健康が一番大切です。